これから、就職や転職をするために履歴書を書いているのではないでしょうか。
しかし、履歴書の見栄えを良くしたいためか、資格の詐称をしようと考えている人は少なくないはずです。
やはり書類選考を勝ち抜くためには、資格を詐称してなんとか通過したいと思うものですよね。
そもそも、資格の詐称をするとどうなるのか、資格で入社できた際はとんでもなく後悔するとともに、最悪な結末が待ち受けています。
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資格を詐称してはいけない!なぜそんなことが起きるの?
よくニュースなどで、経歴を詐称したことで降格、最悪の場合、懲戒免職になったケースを見たことはありませんか。
たとえば、医師免許をもっていないのに執刀をしたり教員免許を持っていないのに教壇になったりなど。
これって、被害に合った方からすればとんでもない話ですよね・・・。
でも実際にこういう話って、定期的にあるんですよね。
あとは学歴詐称なんかも多いですよね。
行ってもいない大学を卒業した、なんて公表しているため炎上した有名人は多数存在しています。
やはり自分をよく魅せたい、待遇を良くしたい、特定の会社に入社したいという気持ちから詐称に走るようです。
つまり、これらのことを考えると資格の詐称もするべきではありません。
資格詐称をしてはいけない理由
普通に考えますと、資格詐称はしてはいけませんが、じゃあなんでダメなの?って思いませんか。
まず資格詐称の定義ですが、持っていない資格を取得している、取っていない級を取得したことにしているなどがあげられます。
持っていない級を履歴書に書くのは最低ですが、たとえば日商簿記3級しかとっていないが2級と書いたりするのも立派な詐称です。
そもそも、社会人としてウソをついている以上、雇用主はいい気はしませんよね。
きっとあなた自身が経営者になったときに、経歴や資格詐称をしている人を雇いたいか、と考えれば答えはでているはずです。
資格詐称をすれば、すでに入社している場合は最悪解雇となり、無意味に職を失います。
資格詐称はバレるの?
資格なんて合格証書を見せるわけではないから、バレないんじゃ?って思うかもしれません。
たしかに、業務に全く関係ない資格の詐称をしてもバレないでしょう。
ただ、業務に関連する資格を詐称すれば、明らかに能力が足りないことを不審に感じ、証明するものを会社から求められる可能性があります。
当然、証明できるものがないからウソがばれてしまう、というわけです。
雇用主はその資格があるから雇ったのに、実際に取得していないことが分かると解雇されてしまいます。
どう考えても、資格詐称はハイリスクローリターンということが分かりますよね。
資格詐称は罪に当たるの?
実は、資格詐称の内容によっては罪になることがあります。
たとえば、その資格があることにより手当が支払われるケースです。
極端な例ですが、中小企業診断士の資格があれば手当を月に5万円支給する、という内容です。
本人は中小企業診断士の資格は持っていませんが、会社に持っていると伝えた結果、毎月5万円もらえるようになりますよね。
これはあきらかな詐欺に当たりますので、罪になる可能性が高いです。
バレると全額返金はもちろん、解雇や訴えられることを考えれば絶対にウソはつくべきではありませんね。
たった1度の過ちで、人生を大きくマイナスになってしまうので資格詐称は辞めましょう。
資格詐称するくらいなら必要な資格を取って堂々とすればいい!
資格詐称するくらいなら、該当する資格を取得すればいいんじゃないですか?
もちろん、難しい資格もあると思いますが、正々堂々と履歴書に書けるように、資格を持っていると言えるようにすればいいだけの話ですよね。
今は便利な世の中で、資格取得の勉強方法はたくさん提供されています。
独学もあれば通学、通信講座など選択肢はいろいろですよね。
独学は時間がかかりすぎるのでおすすめはしませんが、多忙な方や合格する自信がないのであれば通信講座を選ばれることをおすすめします。
時間は有限ですから、多少のお金を支払ってでも通信や通学講座に投資するべきですよ。
過去に勤めていて現在は無職やニートの方は資格取得支援制度があります。
おすすめの資格スクール一覧です。
まとめ
資格に限らず、経歴や学歴詐称は社会人として、絶対にやってはいけません。
そもそもばれた時のリスクが大きすぎますし、人としてウソをつくのはどうかと思うからです。
バレないだろうと言う考えは、いずれバレますし、後悔しても遅くなってしまいます。
でしたら、正々堂々と該当する資格を取ってから勝負してみてはいかがでしょうか。
今は資格の勉強方法は何通りもあるので、自分にあったやりかたで進めてください。