これから、ファイナンシャルプランナーの3級合格を目指して勉強しよう!とお考えの人は多いはずです。
なぜなら、ファイナンシャルプランナーの3級は大きな需要があるからです。
今回は、FP3級の勉強時間についてお話ししますので参考にしてみてください。
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ファイナンシャルプランナー3級の勉強時間はどれくらい?
結論から言いますと、ファイナンシャルプランナー3級の勉強時間は80時間から多くて150時間くらいです。
勉強慣れしている人であれば、80時間未満でも合格できますが、慣れていない場合は150時間以上かかる可能性があります。
確実に合格を狙うなら、余裕をもって200時間の勉強時間はあってもいいはずです。
とはいえ、100時間かかったとしても、1日3時間の勉強で1カ月で達成できる数字です。
1カ月で合格できる勉強時間ですから、そこまで苦労はしないはずですよ。
ファイナンシャルプランナー3級の試験日は1月5月9月の計3回ですから、申込期間を考慮すると逆算して勉強がスタートできますよね。
ファイナンシャルプランナー3級の勉強時間を効率よくしていくためには?
ファイナンシャルプランナー3級の勉強時間はそこまで多くはありませんが、限りある時間を有効活用し、早急に合格しないといけませんよね。
とくにファイナンシャルプランナー3級の合格率は非常に高いため、1発合格を目指したいところです。
そこで、ファイナンシャルプランナー3級の勉強時間を効率よく進めるためには、何をするべきなのかをお伝えしますね。
とにかく過去問だけに集中する
ファイナンシャルプランナーにかかわらずですが、どの試験にも言えるのは過去問だけに集中することがあげられます。
テキストは大切ですが、試験では問題集の中から出題される傾向にあるからです。
問題集をひたすら何週もして100点が取れるようになれれば、ある程度合格の水準になっているはずです。
ただし、最初から最後まで問題集オンリーですと、実務で役に立たなくなるため要注意です。
みなさんも学生時に記憶にあるかもしれませんが、テストのために丸暗記して、テストが終わればやってきたことを忘れませんでしたか?
これはファイナンシャルプランナー3級の問題集だけを徹底した結果、合格後に勉強したことを忘れてしまいます。
テキストでしっかり意味を理解しないと意味はありません、ってことです。
学科を主に勉強する
ファイナンシャルプランナー3級は、学科試験と実技試験の2つあります。
基本的に実技試験の合格率はかなり高いので、できれば学科を中心に対策するべきです。
そもそも、ファイナンシャルプランナー3級の合格率は80%を超えていますので、肩の力を抜いて無理せず勉強すれば確実に合格できる範囲です。
試験日から逆算をして勉強する
ファイナンシャルプランナー3級に合格するためには、いかに効率よく、最短ですすめなければなりません。
でしたら、試験日が分かっている以上、逆算して勉強する日を決めてはいかがでしょうか。
例えば、2023年の試験日と申込期間を見ますと以下の通りです。
試験日 | 申込日 | 合格発表 |
---|---|---|
2023年5月28日(日) | 3/17(金)~4/7(金) | 7月4日(火) |
2023年9月10日(日) | 7/5(水)~7/25(火) | 10月20日(金) |
2024年1月28日(日) | 11/14(火)~12/5(火) | 3月8日(金) |
※日本FP協会主催
仮に2023年9月に受験するのであれば、7月に申し込んで8月から勉強すれば十分に間に合います。
仮に100時間で合格するという課程を立てると、
・1日3時間×34日=102時間
・1日2時間×50日=100時間
・1日1時間×100日=100時間
もし1日1時間しか勉強時間が確保できない場合は、7月月初から勉強すれば間に合います。
ファイナンシャルプランナー3級で利用するべきテキストは?
ファイナンシャルプランナー3級であれば、普通に独学でも対応できるレベルですが、さすがに何もなしだと不合格まっしぐらです。
最低でも、専用のテキストと問題集は購入しておくべきです。
もし心配であれば、テキストは1冊、問題集は2冊ほど準備しておくと安心です。
問題集は、出版社が違うものをそれぞれ準備しておくと対応できる幅が広がりますのでおすすめですよ。
全部合わせても5,000円もいかないはずですから、かなり格安で勉強できます。
ファイナンシャルプランナー3級は通信講座を活用するべき?
ファイナンシャルプランナー3級は基本的に独学でも十分に合格が可能ですが、心配であれば通信講座を利用するべきす。
通信講座によっては、まとめて3級と2級を同時に学べるようなカリキュラムになっているため、早期に2級まで合格できます。
その場合、受講料は数万円はしますが、時間と効率を買ったと思えばかなり安いはずです。
とくに2級になると当然難しくなるわけですから、できるだけ通信講座で効率的に合格を目指しましょう。
ファイナンシャルプランナー3級は日本FP協会ときんざいどちらがいいの?
ファイナンシャルプランナーの試験はかなり特殊で、日本FP協会ときんざいのどちらかで受験することになっています。
しかも、両方で受験内容が異なるため、かなり変わった資格でもあります。
基本的に学科試験はどちらもまったく同じですが、実技だけ内容が異なります。
つまり、実技の内容によって日本FP協会を選ぶのか、きんざいを選ぶのかが変わります。
・日本FP協会・・・資産設計提案業務
・きんざい・・・個人資産相談業務・保険顧客資産相談業務
ファイナンシャルプランナー3級は、日本FP協会が1つ、きんざいが2つから選べます。
きんざいは保険顧客資産相談業務があるように、普段から保険業界に属している人が選ぶ傾向にあります。
個人資産相談業務と、資産設計提案業務は、保険や年金に関する問題が出題されます。
ちなみに、統計上は日本FP協会の合格率が高くなっています。
もし確実にファイナンシャルプランナー3級を合格したいなら、日本FP協会を選ぶといいでしょう。
まとめ
ファイナンシャルプランナー3級は、とても人気のある資格ですし合格率が高めなためぜひとも取得しておきたいですよね。
独学でもいいですし、自信がないなら通信講座で確実に合格を狙うのもいいでしょう。
ファイナンシャルプランナー3級は、日本FP協会ときんざいの2択で受験できるため、実技でどちらを受けたいのかを考えて選ぶようにしてください。
また、ファイナンシャルプランナー3級の勉強時間は100時間程度ですから、1日3時間の勉強ができればおよそ1カ月でマスターできます。