これから、ファイナンシャルプランナーの資格を取得したい!とお考えの人は多いはずです。
しかし、ファイナンシャルプランナーそのものは、本当に自分のためになるのか?と疑問に思われていませんか。
Contents
ファイナンシャルプランナーは自分のためになるのか?
結論から言いますと、ファイナンシャルプランナーほど自分のためになる資格はないと思われます。
なぜなら、ファイナンシャルプランナーは将来のお金のことを理解し解決できるからです。
基本は他人に対してアドバイスをしますが、自分に置き換えてもいいわけですよね?
特にどんな家族でも将来のお金に心配なわけですから、余計にファイナンシャルプランナーの重要性が分かるはずです。
アンケートによりますと、老後の不安に感じることの60%以上が「お金」でした。
※引用:メットライフ生命https://www.metlife.co.jp/
2番目に健康ですから、いかにお金を残せるのかどうかが重要になってきますよね。
3番目以降は認知症や自身の介護、配偶者の介護と続きました。
簿記などは、仕事のために活かしますがファイナンシャルプランナーは仕事も自分のためにも活かせる資格です。
ファイナンシャルプランナーが自分のためになる6つの理由
ファイナンシャルプランナーが自分のためになる理由を、6つに分けてみていきましょう。
仕事で役立つ
ファイナンシャルプランナーの資格を取る際に、最も期待するのが仕事に役立つことです。
とくに就職や転職活動において、ファイナンシャルプランナーの資格を重要視している企業は多いです。
たとえば、銀行や保険、不動産などであればファイナンシャルプランナーの資格が大いに役立つため採用後も仕事で活用できます。
資格手当につながる
ファイナンシャルプランナーの資格を持っていれば、資格手当がもらえる可能性があります。
いくつかの求人サイトで実際に調べてみました。
・FP2級・・・1万円
・FP1級・・・5万円
・FP2級・・・2万円
・
※参考:求人ボックス
会社によって異なりますが、おおむねFP2級であれば月1万円、1級は月5万円も資格手当がもらえます。
FP1級で資格手当が月5万円なら、年間で60万円ですよね。
かなり大きいと思いませんか。
ただし、FP3級は比較的合格が簡単なこともあり、資格手当を記載している企業はありませんでした。
独立できる
ファイナンシャルプランナーは、独立して仕事ができるというメリットがあります。
極端な話、ファイナンシャルプランナーの資格を持っていなくても、FPを名乗れてしまう世界ですが、資格があれば信憑性は高まります。
ファイナンシャルプランナーで安定して仕事を獲得できれば、高年収も夢ではありません。
それなりの努力は必要ですが、ファイナンシャルプランナーは将来性のある仕事だと言えます。
自分や家族を診断できる
一般の方であれば、今の収入と支出のバランスがベストなのかどうかを知っている人は少ないはずです。
将来のことが心配、という家族は多いですがそれを診断しアドバイスするのは難しいです。
しかし、お金に関することは自分や家族の人生にかかわることですから、とてつもなく大切なものです。
ファイナンシャルプランナーの資格があれば、収入と支出を考え将来設計のプランが作成できます。
資産運用ができる
ファイナンシャルプランナーの受験内容に、資産運用が含まれています。
資産運用の仕方や、金融商品の選びかたを学べるため、合格後は大切なお金を効率よく増やすために行動ができます。
資産運用の知識がないと、そもそもどうやって資産を増やすべきなのかは分かりませんし、むやみ適当にすると絶対に失敗するものです。
ファイナンシャルプランナーであれば、適切な資産運用の仕方を知っています。
税金対策ができる
このご時世、税金の支払いで苦しいという人は多いことでしょう。
できればこの税金の支払いが少なくなれば、幸せと感じている人は多いはずです。
ファイナンシャルプランナーは、税金対策の勉強をするため、いかに効率よく節税をできるのかを提案、実行できます。
税金関連で無知ですと、無意味なお金を払い続けることになるため知っているのかそうではないのかで将来の設計が大きく異なります。
ファイナンシャルプランナーが自分のためになる!各分野の詳細
ファイナンシャルプランナーは、資産運用や税金対策ができる知識をもっていますが、具体的に何ができるのでしょうか。
金融資産運用設計
将来のためにお金を貯めたい!
そんなときには投資や金融商品の種類を知っていれば、効率よくお金を貯められます。
また、資産を増やすだけではなく、守るという選択肢も時には必要になってきます。
ファイナンシャルプランナーは、増やす、守るをしっかり理解し提案と行動が可能です。
不動産運用設計
人生でもっとも大きい買い物と言えばマイホームではないでしょうか。
マイホームを購入する際には、営業にのせられて予算オーバーをしたり、必要のないものを契約したりなどが後を絶ちません。
これはローンが続く何十年も続くことですから、できるだけ避けたいものです。
不動産運用設計では、マイホームを買う際の費用や正しい方法、有効活用方法などをアドバイスできます。
ライフプランニング
ライフプランニングでは、例えば、いつ住宅を購入し、いつ子供が大学へ行くのかなどの大きな人生の節目を把握します。
そしてどれくらいのお金がかかるのか、どこで調達できるのかをアドバイスできます。
教育資金や住宅資金、老後資金など絶対に必要なお金を備えられるようにできます。
リスクと保険
みなさんは、医療保険や生命保険などには加入されていますか?
すでに加入している場合、それは適正な保険だと自信を持って言えますか?
もしかすれば、保険業者にいいように言われ、そのまま契約してしまった人は多いのではないでしょうか。
蓋を開けると、必要のないものまで加入させられているため、無駄な費用を支払っていることになります。
ファイナンシャルプランナーは、保険の入り方や選びかたをしっかりアドバイスできます。
タックスプランニング
タックスプランニングでは、確定申告書や医療費控除などに関するアドバイスができます。
また消費税や所得税、法人税なども含まれてきます。
相続・事業承継
人生の間に、何度かは相続が発生し、場合によってはトラブルにつながることもあります。
例えば、親から莫大な資産を贈与された場合、手続きを踏まないと脱税となるため、正しい方法で処理をしないといけません。
これらの相続関連全般を、ファイナンシャルプランナーであれば理解しアドバイスができます。
まとめ
どんな資格でも、意味があって存在していますし、取得して意味がなかったなんていうのはありません。
とくにファイナンシャルプランナーに関していえば、仕事でもプライベートでも使える資格のため「自分のため」という表現がもっとも合う資格だと言えます。
みなさんも、もしファイナンシャルプランナーの資格取得を迷われているのでしたら、ぜひ合格を目指してみてください。
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