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高校生が簿記を学習するメリットは?商業か日商どちらを取得するべき?

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高校生が簿記を学習するメリットは?商業か日商どちらを取得するべき?

社会人や大学生が取得するイメージのある簿記ですが、高校生でも取得するメリットはあるのでしょうか。

実は簿記の資格取得は若ければ若いほど恩恵があります。

進学で有利になるだけでなく、就職活動や転職、就職後のキャリア形成にも役立ちます。

この記事では、高校生が簿記を学習するメリットとどの簿記検定を受験するべきかを解説します。

高校生が簿記を取得するメリット

進学で有利になる

大学には推薦型選抜という入試方法がありますが、実は簿記の資格を取得することで推薦型選抜を有利に進められます。

日商簿記2級以上を保有していれば、一部国公立大学の推薦型選抜試験の出願資格要件を一部満たせます。

また、資格保有によって選考時に加点される国公立大学もあります。

私立大学では日商簿記3級から出願資格を獲得できる所や、日商簿記を取得しているだけで出願資格を獲得できる大学があり、国公立大学と比べて選択肢が多いです。

国公立大学と同様に資格保有によって選考時に加点される私立大学もあります。

簿記資格を取得するだけで受験できる大学の選択肢が増えるのはとても大きなメリットでしょう。

行きたい大学の推薦型選抜が日商簿記の取得により入試で優遇されるかはこちらからご覧ください。

就職時に評価されやすい

日商簿記は企業が求める資格ランキング1位を4年連続で獲得しています。

企業は利益を求める組織であり、経営活動を記録・計算し、経営成績と財政状態を把握できるスキルがある人材は貴重であり需要が高いです。

さらに、数字を会計の視点から見るだけでなく、経営成績の分析や財政状態を良くするための提案ができる証明として簿記は役立ちます。

入社後に取得することを推奨している企業や、昇進要件となっている企業もあり簿記の知識が社会で働くうえで重要視されているのが分かります。

そのため、高校生で取得すれば就職時だけでなく、就職後や転職時にも役立つスキルです。

若いうちに取得しておけば今後の選択肢が豊富になり、資格を持っていない人に比べて有利にキャリア形成できる可能性が上がります。

若いうちから資格取得が実現できる

資格は学歴と同様に一生役立ちます。

学生は社会人と比べて多くの時間があり資格取得に多くの時間を当てられます。

時間がある分、合格可能性を高められ早い段階で一生役立つスキルを手に入ります。

学生は勉強のみしても許される時期であり、その時期を一生役立つ資格に使わないのはもったいないです。

学生の時期に頑張って勉強した分その後の人生で大きなリターンを得られます。

1日1時間からでも十分に合格を目指せるため、コスパもかなりいいです。

高校生は全商か日商のどちらを取得するべき?

簿記の資格は日商簿記の取得がおすすめです。

日商簿記は日本商工会議所が主催している検定で、全商簿記は全国商工会議所が主催している検定です。

両者の大きな違いは知名度、難易度、受験者層です。

日商簿記はもっとも有名な簿記検定で就職の応募資格や、企業から評価の対象となりやすいです。

全商簿記は商業高校生を対象に実施されており、商業高校出身の人でないとほぼ知りません。

難易度は全商簿記よりも日商簿記の方が高く専門性も要求されます。

受験者層は、日商簿記は高校生から大学生、社会人などの多くの年齢層が受験しているのに対し、全商簿記は商業高校生の受験がほとんどです。

知名度やスキルの証明を考慮しても日商簿記の方が客観的な評価を得やすく、今後も役立つ可能性が大きいため、日商簿記の取得を強くオススメします。

高校生は簿記の何級を取得しておくべき?

高校生は日商簿記2級の取得をオススメします。

日商簿記2級を取得できれば、就職に役立つだけでなく大学の選抜試験の応募要件を満たせるため将来の選択肢が増やせます。

学生は社会人と比べて多くの時間を確保でき、簿記の勉強に時間を割きやすいため2級であっても十分に合格を目指せます。

ですが、簿記を勉強したことがない人がいきなり2級から始めるのはハードルがとても高いです。

そこで、まずは3級の勉強から始めて簿記に慣れてから2級に挑戦しましょう。

3級であれば1~2か月ほどで勉強できますし、統一試験やネット試験の受験制度も把握できるため一石二鳥です。

高校生が簿記の資格を合格するためにやるべきこと

簿記の基礎をしっかり理解する

簿記は基礎がとても重要です。

基礎を理解してないと後々問題を解けなくなり、結果的に資格を取得ません。

公式や仕訳を丸暗記している勉強では応用問題には対応できず得点が伸びにくいです。

そこで、基礎を理解することで異なる視点からの問題も対応でき短期合格に繋がります。

簿記に興味を持つ

勉強をするうえで一番重要なのが、その学問に興味を持つことです。

興味ない分野の勉強は誰でもつまらないと感じます。

勉強していく中でだんだん興味が出てくる場合もありますが、最初から興味を持てている方がモチベーションに繋がりますし、勉強の習慣化もしやすいです。

さらに興味を持っているだけで勉強は辛いと捉えなくて済みます。

自分が楽しいから簿記を学ぶという遊びに近い感覚で勉強でき、知識の習得も早く短期合格を目指せます。

一度取得してしまえば一生役立つスキルを途中でやめるのはもったいないため、勉強に工夫をして興味を持ちましょう。

逆に興味さえ持てば合格に大きく近づいたのも同然です。

学校の授業が難しいなら通信講座を活用する

学校の先生全員が簿記資格を取得している訳ではなく教えられる先生は限られています。

さらに、改正論点も含む日商簿記の範囲を正確に教えられる先生はもっと少ないでしょう。

なぜなら、学校の先生が合格した日商簿記の難易度と今の日商簿記の難易度は大きく違うからです。

今の日商簿記は改正が何度も行われた後であり、過去の範囲よりも広く難易度も上がっています。

学校の先生がきちんと改正論点や会計基準について理解し、新しい情報をキャッチアップできるのなら問題ありませんが、忙しい先生にそこまで求めるのは難しいです。

そこで、先生の授業では限界がある場合や簿記自体が難しいなら思い切って通信講座を利用するのが良いでしょう。

通信講座であれば、わざわざ専門学校の校舎に通う必要はなく自宅や通学時間、授業中にも簿記の学習ができます。

学校のテキストではカバーしきれない範囲の論点も専門学校の通信講座のテキストに記載されており、より試験合格に特化した勉強に専念できます。

さらに、最近ではオンライン学習も可能でありインターネット環境があればいつでもテキストや問題集にアクセスできます。

持ち物はインターネット環境とスマホ、電卓という少なさで学習できます。

重たいテキストを何冊も持ち歩く必要もなく模擬問題もインターネット環境があればできるため勉強へのハードルが下がり、習慣化しやすくなっています。

一生使えるスキルを学校でしか学んではいけないという規則はなく、自分の人生に役立つなら早く取得するために思い切って通信講座を利用するのも戦略の一つでしょう。

今後の進路も含めて通信講座の利用を検討してみてください。

まとめ

日商簿記は一度取得したら今後の人生に大きく役立つ資格です。

高校生のうちに取得できれば他の学生よりも有利に大学進学や就職活動を行えます。

簿記資格に関心を持つのは大学生か社会人になったときですが、その時にはすべての時間を勉強に使える人は少ないです。

そんな中で高校生はすべての時間を勉強に使えるため勉強時間に関しても有利であり、取得しない手はないでしょう。

この記事を読んで日商簿記を取得し皆さんの進路に役立てば幸いです。

seventh sense株式会社代表取締役
daisuke.konya
長年のフリーター経験を経て将来が心配になり個人で資格を17個保有。
独学や学校に通って取得。
コツさえつかめば中程度の資格は取れると考えている。
現在は経営者として活動中

無職や日雇い、フリーター、正社員、経営者と経験している稀有な存在。
■保有資格(一部)
日商簿記検定2級
全経簿記検定1級
色彩検定2級
全経計算実務検定1級
全経税務会計法人税法2級
全経税務会計所得税法2級
全経税務会計消費税法2級
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