これから色彩検定の勉強をしよう、でもどうやって進めていけばいいんだろう?とお考えではないでしょうか。
限りある時間を有効活用するためには、効率よく勉強しなければなりません。
そこで今回は、資格を17個取得(色彩検定2級合格)した私が色彩検定の勉強法についてお話ししますので参考にしてみてください。
Contents
色彩検定の勉強方法は?
色彩検定は大きく分けて2つの勉強法があります。
テキストと問題集を繰り返す
色彩検定の勉強方法は、UC級から1級まで共通してテキストと問題集を繰り返すことが重要です。
なぜなら、どの級も超難関というわけではないからです。
ある程度波に乗れば合格できる水準の資格のため、まずは徹底してテキストと問題集を繰り返すべきです。
とくに問題集は何度もチャレンジをして100%理解できる状態までにもっていけば安心ですよ。
通信講座を活用する
もし独学に自信がない、できれば効率よく合格したいと思うのであれば、通信講座がおすすめです。
やはり、通信講座はノウハウが詰まっているため、最短で合格に導いてくれるというメリットがあります。
独学だとどうしても自己流になるため、試験慣れしていないとどうしても遠回りになってしまいます。
とくに忙しい社会人であれば、余計に最短で合格したいと思うはずです。
色彩検定は人気資格ですから、いくつかの資格スクールで取り扱っていますよ。
色彩検定は独学でも勉強できる?
色彩検定は独学でも合格はできます。
なぜなら、全級の合格率はそこまで高くないからです。
級 | 合格率 |
---|---|
UC級 | 89.7% |
3級 | 76.8% |
2級 | 77.9% |
1級 | 52.7% |
UC級だと89%ですし、1級でも52%ですから別の資格で比較すると、英検3級程度と考えるべきですね。
2級や3級も70%台ですからもっと簡単です。
ですが、不合格になる人もいることを考えると、確実性を持たせるために通信講座は必須化もしれませんね。
あとは、色彩検定の受験料が割と高いので1発合格を目指したいところです。
色彩検定はどこまで勉強すればいいの?出題範囲について
色彩検定を受験する級によりますが、どんな範囲でどこまで勉強すればいいのだろう、って思いますよね。
UC級
もっとも簡単な級がUC級です。
UC級は2019年に新しくできた級で、すでに多くの受験生が合格しています。
UC級 | |
試験範囲 | 色のユニバーサルデザイン、色が見えるしくみ、色の表し方、色覚のタイプによる色の見え方、高齢者の見え方、色のUDの進め方など。配色における注意点や改善方法を理解している。 |
受験日 | 夏期(6月) 冬期(11月) |
試験方式 | マークシート方式(一部記述式) |
受験料 | 6,000円 |
試験時間 | 60分 |
受験資格 | 誰でも |
合格基準 | 満点の70%前後。 |
3級
もともとは色彩検定のなかで難易度がもっとも低かった3級で、受験しやすくなっています。
色の基礎を知りたい受験者にはぴったりです。
3級 | |
試験範囲 | 光と色、色の表示、色彩心理、色彩調和、配色イメージ、ファッション、インテリア、など。以上のような色彩に関する基本的な事柄を理解している。 |
受験日 | 夏期(6月) 冬期(11月) |
試験方式 | マークシート方式 |
受験料 | 7,000円 |
試験時間 | 60分 |
受験資格 | 誰でも |
合格基準 | 満点の70%前後。 |
2級
色彩検定2級は、実務に応用したい人に向けた資格です。
3級の内容プラス、実務の技能を持っていると判断できる級です。
2級 | |
試験範囲 | 色のUD、光と色、色の表示、色彩心理、配色イメージ、ビジュアル、ファッション、インテリア、景観色彩など。3級の内容に加え、以上のような基本的な事柄を理解し、技能を持っている。 |
受験日 | 夏期(6月) 冬期(11月) |
試験方式 | マークシート方式(一部記述式) |
受験料 | 10,000円 |
試験時間 | 70分 |
受験資格 | 誰でも |
合格基準 | 満点の70%前後。 |
1級
プロフェッショナル向けの資格です。
1級だけ1次と2次があり、いちぶ実技もありますが合格率は50%くらいなのでそこまで難易度は高くありません。
1級は見栄えが良いので、ぜひともチャレンジしたい資格ですね。
1級 | |
試験範囲 | 色彩と文化、色彩調和論、光と色、色の表示、測色、色彩心理、色彩とビジネス、ファッション、景観色彩など。2級と3級の内容に加え、以上のような事柄を十分に理解し、技能を持っている。 |
受験日 | 冬期のみ 1次試験(11月) 2次試験(12月) |
試験方式 | 1次:マークシート方式 2次:記述方式(一部実技) |
受験料 | 15,000円 |
試験時間 | 1次:80分 2次:90分 |
受験資格 | 誰でも |
合格基準 | 満点の70%前後。 |
各級引用:色彩検定
まとめ
色彩検定はかなり人気の資格で、多くのテキストや問題集が販売されています。
資格慣れしているのであれば独学でもいけますし、そうではない場合は、確実に合格するために通信講座を利用してみてください。
色彩検定は資格はセンスもアップしますので、実務だけではなくプライベートでもおすすめの資格ですよ。