色彩検定は昔からある資格ですが、最近、どうやらUC級と言う変わった名前の試験がはじまりました。
UC級と言う名前から、4級なのか、はたまた1級よりも難しいのかは分かりませんよね。
今回は、色彩検定のUC級についてお話ししますので参考にしてみてください。
Contents
色彩検定のUC級とは?
色彩検定UC級とは、色のユニバーサルデザインが主となる資格のことを指します。
おそらくですが、UCはユニバーサルカラーの略ではないかと推測できます。
意外にもUCの意味が調べてもなかったので、主張にある「色のユニバーサルデザイン」という認識でいいでしょう。
色彩検定UC級は2019年に誕生した新しい資格で、2021年には5,000人ほどの受験者がUC級の試験を受けています。
色彩検定UC級は3級とどっちが難しいの?
色彩検定UC級って、数字がないので難しいのか簡単なのかは分かりませんよね・・・。
結論から言いますと、UC級は4級の位置にくるため3級が難しいという判断ができます。
その理由は合格率にあります。
2021年のUC級の合格率は89.7%に対し、3級は76.8%でした。
つまりUC級は10人中9人は合格する難易度が易し目の資格だと言えますよね。
ですが、色彩検定の基礎を学びたいのであればUC級からはじめて、3級・2級とすすめるといいでしょう。
色彩検定UC級を受験するメリットは?
色彩検定UC級はもともと、特定の色の判別がしにくい、という問題がありますので、すべての人が色覚の多様性について正しい知識を持ってほしいと願い、作られました。
色は、仕事に関係なく目があいていれば必ず関係してくるものですから、どの人にも該当する問題だと思われます。
色の正しい知識をもって配慮できるようになれば、もっとよりよい時代になってくるのではないでしょうか。
そういう意味も込めて、色が見える仕組みやユニバーサルデザインなどをしっかり学べるようになります。
色彩検定UC級の受験案内について
色彩検定UC級は、1年に2回、6月と11月に開催されます。
申込期限は、4月上旬から5月の中旬、8月上旬から10月上旬となっています。
検定料は6,000円と、割と高めではありますが1発合格できる可能性はありますので、自己投資にはピッタリかもしれませんね。
色彩検定UC級の勉強方法は?
色彩検定UC級は、合格率のことを考えてもぜんぜん独学で対応できる範囲かと考えています。
また、公式テキストをしっかり読み込んでおけば、普通に合格レベルに達します。
おそらくですが、勉強日数は1~2週間程度あれば合格できるかと思われます。
人によっては1日の勉強だけで合格できるため、そこまで構えなくてもいいでしょう。
不合格になった人は、当日に受験しなかった、もしくは一切勉強しなかったのどちらかではないでしょうか。
でもそれだと受験料がもったいないので、かならず合格して3級や2級にすすんでください。
まとめ
色彩検定UC級は、2019年に始まった新しい級です。
まだ数年しか経っていないので多くの情報はありませんが、3級よりも易しいので、色の資格が欲しい人はチャレンジしてみてください。
そして、色彩検定3級も2級も1級も難易度は高くないため、将来的には1級まで取れると理想的ですよ。